似顔絵検定試験の概要と合格率


似顔絵検定試験の概要と合格率について

似顔絵検定は、顔検とも略称される民間資格です。
2007年より実施された検定試験であり、準1級と準2級を含めて、6級~1級までの8段階が存在します。特別な資格は必要なく、誰でも気軽に受験出来ることが特徴です。
似顔絵検定は、ただ絵が上手であれば合格出来るものではありません。相手の容貌や特徴を上手くとらえて、思いやりをこめて描くことが大切だとされています。

6級~4級は趣味の範囲、基礎的な技術があれば比較的合格出来る確率は高いのですが、3級から上の等級は仕事で使えるレベルの技術が求められます。
特に2級から先は非常に難易度が高いと噂されています。何故噂なのかと言うと、受験者数や合格率は一切発表されていません。そのため、はっきりとした合格率などはここに記載出来ないのです。

似顔絵検定は受験等級によって、多少試験内容が変わってきます。例えば6級は趣味や入門的な似顔絵の描画能力を問われるのですが、特徴をとらえて描けるか、男女を書き分けられるかなどが求められます。
5級も6級とほぼ変わらないのですが、4級からは趣味ではなく基礎的な描画能力を求められ、1級になると最上級の高い描画能力を求められる試験内容になっています。
似顔絵検定の資格を取得すれば、仕事に活かせるかというとそうではありません。本人の活動次第ではイラストレーターや漫画家などの道が開かれますが、この資格を取得しているから確実に道が開けるというわけではありません。
ただ近年はインターネットを介して個人で仕事を請け負うことが出来るので、実力と営業力があれば収入を伸ばすことは出来るでしょう。

似顔絵検定の合格率については、先述の通り非公開のためはっきりとした数字は分かりません。
ですが、1つだけはっきりしているのは準1級と1級は別格扱いの難易度になっているということです。
似顔絵検定には公認似顔絵師というカテゴリがあります。似顔絵師として3年以上の経験がある人、準1級、1級の資格を取得している人が受講できる公認似顔絵師認定講習会に参加出来るのです。
受講して認定された場合は、公認似顔絵師として活動の幅を広げることが出来ます。参加者すべてが認定されるわけではなく、こちらの認定合格率に関しても非公開とされています。

似顔絵検定はそれ自体に大きなメリットがあるとは言えません。しかし、受験希望者は年々増えていて、資格取得者は似顔絵師として大きな活躍をしている人もいます。
仕事だけではなく、コミュニケーションを深めるために取得する人もいます。取得して損をしない楽しい資格なので、悩んでいる方は前向きに検討してみてください。


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