太宰治検定試験の概要と問題内容


太宰治検定試験の概要と問題内容について

太宰治検定は、受験者のほとんどが太宰治を好きな人という趣味が大きく出ている民間資格です。
2008年に設立されて、取得しているからと言って何かのメリットになるというわけではありません。どちらかと言うと、太宰治という共通の趣味の友人を増やしたい、交流したいという人が資格取得を目指していると言った方が正しいかもしれません。
受験料は3000円で、高校生以下は1500円です。試験日は6月にあり、申込は4月1日~6月上旬までの間に行わなければなりません。

太宰治検定には、津軽編とお伽草子編の2種類があります。どちらも試験問題は100問からなっていて、公式テキストからの出題です。
2015年のデータになりますが、津軽編は15人の受験者に対して合格率は58%、お伽草子編では24人の受験者に対して合格率は70%となっています。
お伽草子編の方が合格率は高いように見えますが、難易度に関しては両方とも公開されていないので、この時たまたまお伽草子編の合格率が高かっただけということも考えられます。

太宰治検定の問題内容については、公式テキストをメインに勉強すれば問題ないでしょう。
ですが問題が100問と多いので、テキスト以外からも情報をインプットしておいた方がいいです。
むしろ試験勉強の前から、太宰治に関する事前知識がないと合格は難しいと考えるべきでしょう。とにかく情報量が多く必要なので、合格を目指すならば勉強も必要ですが、一部は暗記も必要となってきます。
津軽編では太宰治著の津軽や、太宰治検定公式テキストの旅をしようよ!津軽からの出題です。
お伽草子編では太宰治著のお伽草子や、太宰治検定公式テキストの太宰治のお伽草子より出題されます。
基本的にテキストで勉強すれば合格範囲には入れるという噂がありますが、あくまで噂なので確証はありません。出来るなら、どちらも太宰治著の書籍をきちんと読み解いていた方がいいでしょう。

この検定は趣味目的の人がほとんどを占める検定試験です。就職や転職に役立つことは、ほとんどないと考えていた方がいいでしょう。
しかし、就職に有利ではなくても太宰治の知識を深めるため、自分の知識がどこまで通用するかを確かめるために受験する人が多いです。
この検定試験自体が太宰治ファン同士の交流を深めることが出来れば、という願いも込められています。もっと太宰治について深く語り合いたいという人は、資格取得を前向きに検討してみましょう。


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