日本国内にも面白い資格は沢山あるのですが、世界を見渡すとさらに変わった資格があります。
本当にこんな資格が、と驚くようなものも多く、日本人の感覚からすれば理解できないものも少なくありません。
世界の面白い資格3選
世界の面白い資格ですが、少し前に芸能人が取得したことで話題になったインド政府公認のヨガ資格があります。
日本ではヨガといえば健康法の1つとして知られていますが、実は本場であるインドではもっと生活に密着したものなのです。
インド国内の宗教にも関わってくるのですが、もともと修行の一環として始まったものがヨガだとされています。そのためヨガの修行をするための道場などもあり、実は沢山の流派があり、それぞれに特徴があるのです。
その中でもいくつかインド政府が公式に認めている資格があります。インドでしか取得できない資格もありますが、実は日本国内でも取得可能です。
その1つがスワミ・ヴィヴェーカナンダ・ヨガ研究所・ヨガ大学院大学が主催する養成講座になります。
日本国内では主要都市で受講できるようになっており、この講座を修了すれば公認インストラクターになれます。ちなみに講義そのものは日本語で行われているので安心してください。
もう1つ面白い資格としてはバレエの資格があります。バレエは日本国内でいえば指導するのも、演技をするのも公的な資格はありません。街のバレエ教室に通って実力を磨く、プロレベルまで達したら指導者になれるのが日本国内での常識です。
しかし、バレエは歴史のあるものであり、特にヨーロッパでは力を入れている国が数多くあります。その中でも代表的なのがロシアです。
ロシアでは指導者になる、ダンサーとして演じる、その両方で国家資格を取得しなければいけません。ロシアの国立舞台芸術大学とでもいうべき教育機関があり、そこで資格取得のための勉強をしていく流れです。
大学の科目として存在するのですが、定員そのものが非常に少なく男女合わせて15人程度しか募集していません。
そのため受験の倍率も高く、非常に難易度の高い資格だといえます。ただ、日本人でも取得している人もおり、決して不可能な資格ではありません。
最後にイギリスで日本語講師になるための資格を紹介します。海外で日本語を教えたいという人も多いのですが、そのために必要な資格は日本語を教えるための資格です。
それも現地では認可されている資格がありませんので、日本が発行している日本語教育能力検定などが重視されているのです。
国によって教育方針が異なるのですが、イギリスでは欧州諸国以外の言語を学ぶことを推奨しており、その中の1つに日本語があります。
日本語に興味を持つ人も多いので、日本語講師として活躍できる場面もあるのですが、非常に高いレベルで英語を話せる必要があるのは覚えておいてください。
世界の面白い資格を3つ紹介してみましたが、日本では馴染みのないものも多いです。また、意外なところで日本の資格が役立つこともありますので、色々とチャレンジしておくのをお勧めします。